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Magnin-A画廊+ケブランリー美術博物館訪問

2023年9月27日、パリにあるケブランリー美術館とMagnin-A画廊を訪問いたしました。


ケブランリー美術博物館


巨大なアンティークであるエッフェル塔を通り過ぎるとガラス張りのエントランスがあり、そこがケブランリー美術館でした。2006年のシラク大統領時代に、建築家ジャン・ヌーヴェルが設計し、景観建築家ジル・クレモンが庭園を造った非ヨーロッパ圏の文明文化を紹介する博物館です。ちょうど「センゴール(注1)と芸術」展や「ボリウッドのスーパースター」展が行われていました。アフリカ常設展はマスクを中心とするダイナミックな展示でしたが、入ってすぐ目についたのが「楽器タワー」です。西チモールのリュートからバリ島の木琴まで世界中の楽器約1万点の楽器が6階建ての筒形の所蔵庫に収められ、外部からも見えるように設計されています。この修復キャンペーンは2019年複数財団からの支援により実現したもので、同博物館が楽器の修復や保管状態の改善のため、一般市民にもクラウドファンディングを呼びかけ、130点の特に修復を必要とする楽器に充てられました。

タワーの概要:高さ24メートル、直径16メートル、外部から見える面積700m2、1万点の内訳(アフリカ:3,850点、アジア:2,450点、アメリカ:2,450点(古代含む)、オセアニア:600点、マレー諸島:500点)

本キャンペーンは物理的な修復のみならず、修復された楽器で演奏されるコンサートも2021年に行われました。

注1:作家、詩人、政治家のレオポルド・セダール・センゴール(1909-2001)。1960年から1980年までセネガルの初代大統領を務め、ネグリチュードの先駆者。


左から: 楽器タワーの様子; 彫刻; エッフェル塔


Magnin-A画廊


今回パリ訪問の目的は1989年開催「大地の魔術師展」でキュレーターをつとめたアンドレ・マグニン氏にお目にかかることでした。2009年に設立されたMAGNIN-A画廊での予約の対応をしてくださったBrami氏に迎えられ、現在展示中のAmadou Sanogo展の説明と地下の所蔵庫でModern Congo展の作品の紹介を受けました。その後、ちょうどSeydou Keitaの写真を拝見していた時、取材が終わったマグニン氏が所蔵庫にいらっしゃり、ご挨拶をすることができ、この方がアフリカン・コンテンポラリ-アートの伝説的パイオニアかと思うと感動いたしました。その後、1階事務所でアウラの森芸術舎は去年設立され、今後アフリカ文化を発信していきたいといった自己紹介を行った後、George Lilanga展等のカタログをお渡ししたところ、Amadou Sanogo展Modern Congo展のカタログをMAGNIN-Aのロゴ入りのコットンバッグに入れてくださいました。お渡ししたカタログは壁一面にある書棚に加えてくださるとのことでした。その後、Amadou Sanogoの絵を背景に、近い将来当画廊を引き継ぐBoutté氏、マグニン氏、Brami氏と4人で写真撮影を行いました。リランガの絵をモチーフにしたエルメスのスカーフを見て喜ばれたのか、1970年代のリランガのインク・ドロ-イングのシリーズを拝見。1時間ほど滞在してお別れとなり、最後にドアまで見送ってくださったのはマグニン氏でした。長い間、アフリカのコンテンポラリーアートを牽引されたマグニン氏に脱帽します。


Magnin-A画廊正面; Amadou Sanogoの作品を前に左からマグニン氏、磯貝、ブラミ氏、ブテ氏







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