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レビュー・ノワール ~伝説的アフリカ文化誌~



サイモン・ンジャミ氏の戦略


「大地の魔術師たち」展(1989)は初の試みとしてアフリカ・アジアを含む50ヵ国以上からの作品展示をポンピドーセンターで行われましたが、批判も続き、そのアフリカ観に対抗する動きの一つとして、キュレータであるシモン・ンジャミ氏はレビュー・ノワール誌を創刊しました。ンジャミ氏は後程「アフリカ・レミックス」展(2004-2006に日本を含む6か国を巡回)のキュレータを務められました。1990年に創刊されてから2000年まで3か月ごとに出版され、現代アフリカンアートにおける(特に写真)アーティストたちを紹介したパイオニア的存在でした。


例えば、1995年6-8月号はマリ、ブルキナ・ファソとニジェールのアフリカ現代アートを国別に美術はもとより、写真、彫刻、音楽、映画、ファッション、ダンスや文学までを紹介しています。まさにアフリカ現代アートとしてのジャンルを確立するための戦略です。


マリでは、それぞれのアーティストの作品やインタビューを紹介しています。

「幽霊は天国に行かない」(Jean Loup Pivin)

美術: Abdoulaye Konate, Mondibo Franky Diallo, Ismal Diabate, Alpha Yaya Diara等

音楽:Kar Kar Boubacar Traore, Habib Konte, Ketetigui/Toumani Diabate

写真:Seydou Keita, Malick Sidibe, Abderramane Sakaly, Alioune Ba

ファッション:Chris Seydou, Soumaila Traore, Awa Cisse, Gogo Semega

映画:Souleymane Cisse


ブルキナ・ファソでは、ファッション、絵画等を含めFESPACO(映画祭)の受賞作品を紹介。1995年は「Guimba」(暴君を描いたコメディ)そして「Keita! (The heritage of Griot)」が受賞したこと、また初めて南アフリカからの出展を迎えたことが記されています。初めてフランス語圏外の作品を扱うこととなり、「Nice to meet you, please don't rape me」ではフランス語字幕もなく、政治的なニュアンスは理解できず、半分以上の観客が途中で出て行ってしまったようです。しかし、南アフリカの状況を理解してもらえる短編を上映した結果、言葉の壁を越えて、同じゴールを迎えるコミュニティの一員として迎えられました。


2022年11月26日~2023年3月31日、マダガスカルのHAKANTO CONTEMPORARYでアフリカとそのディアスポラを表現する本誌140枚の写真展が行われました。

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